(講義)精神障害者ホームヘルパー養成特別研修 於紀の国文化センター
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(2014.04.21)
刊行に当って 1993(平成5年)制定の障害者基本法に明確に位置づけられた。
01 地域で生活し続ける困難と生きづらさについて 支援開始時の状態の把握
02 障害の基盤にあるのは敏感さと気遣いのしすぎ(過敏である)
03 特徴的な陰性症状 気力が出ない おっくう 根気が続かない
05 薬の副作用が症状にみえる
06 波を打ちながらの回復
07 障害と複合するさまざな困難
09 統合失調症 社会性と対人関係の改善を目指す
17 気分障害 うつ病を風邪のように軽視すべき病気ではない 薬物以外に修正型電気けいれん療法がある
23 薬物・アルコール依存症 意志の弱いからは誤解である(24) 探索行動(25) 退薬徴候(26) 身体的随伴症状(27) 断酒会(30)
31 ストレス関連障害
38 器質性精神障害 アルツハイマー病 アリセプト(40、レミニール、リバスタッチパッチ、メマリーが追加)
39 血管性認知症
42 せん妄 回復の可能性がある 数ヶ月続くこともある
44 てんかん けいれんがなく、意思障害だけ、けいれんも意識障害もない症状もある。 危ないものから遠ざける。一緒に歩くときは、上腕をしっかり抱える。怪我を防ぐが、舌を噛む予防はしない。力が抜けたあとは横向きに。
48 摂食障害
50 睡眠障害 生活習慣が原因となることが多い。
51 人格障害 一時的な人格変化と区別。
57 症状 知覚 思考 感情 意欲・行動 記憶 知能 意識 失語 失行 失認 失外套症候群・無言無動症
65 治療 身体療法 精神療法 環境療法(デイケアなど)
75 生活のしづらさ 社会生活体験の乏しさ 入院に伴う社会的接触の希薄さ(高齢者に多い) 世田谷リハビリテーションセンターの報告 生活しやすい環境と温かい人間関係の上に、ヘルパーは生活材料の使い方やこなし方を一つひとつ伝える。
83 精神障害舎の家族の心理 精神疾患に罹患するということは、当時舎にとって、大きな衝撃。全家連の報告。家族の気持ちを考えた支援。社会の偏見で苦しんでいる感情。