(図書6)BPSD(認知症の行動と心理症状)。日本老年精神医学会、監訳。より
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(2013.09.14)
一覧に戻る認知症には精神症状が共存している。心理的、社会的要因が関与している。BPSDはケアによって良くなる可能性が高い。
覚醒と睡眠のリズムが崩れる、身体的な不快感がBPSDを生じさせる。
困惑を減らし、有意義な活動を奨励し、自立を最大限に引き出し、安全を促進すること(徘徊したとしても、危険なものが近くにない状況など)で、BPSDを最小限にすることができる。
BPSDに対する薬物治療は非薬物療法が十分行われたあと、リスクを知らせ、非定型抗精神病薬、抗うつ薬、抗認知症薬、テグレトールを選択する。治療効果や継続の評価は本人、家族、介護の専門家の意見を聞き、検討する。
パーソン・センタード・ケアを実行する。
高齢者のメンタルヘルスの知識の向上。
第2版BPSD。日本老年精神医学会 監訳。アルタ出版2013。