(文献)精神科臨床サービス(2011年1月号)。特集:アウトリーチで変わる精神科臨床サービス。
-
(2013.10.11)
一覧に戻る公的精神保健福祉機関によるアウトリーチ、小川一夫、井関和俊 共著
保健所などの相談支援サービスは、地域精神保健医療の起点となる。
診療報酬や福祉サービス契約にアクセス出来ない方を支援する意義は大きい。
一次的サービスとは、基礎的な地域生活支援。
二次的サービスには、危機介入、慢性重症例への支援、発病前後の早期介入がある。
地域におけるさまざまな支援関係機関・団体とのネットワークの中に位置づけられることが重要。
東京都立中部総合精神保健センター、岡山県精神保健福祉センター、群馬県こころの健康センターの事例が紹介されている。
地域生活の維持安定ー無床精神科診療所での実践からー 東健太郎 著
精神科診療所には、外来診療、デイケア、ナイトケア、ショートケア、訪問診療、訪問看護、24時間対応の在宅療養診療所の機能がある。
錦糸町クボタクリニックの紹介。医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理士、事務職員合わせて50名のスタッフ。本院、分院に分かれている。アウトリーチ活動は外来診療の延長線上にある。患者様に侵襲性もある。信頼関係を築きながら進めなければならない。関係性の見立てと関わり方の加減が大事な技術。
訪問看護との連携が重要。