(講演)和歌山市保健所にて、介護保険と医療保険である自立支援医療(特に精神科訪問看護)との連携について、話をさせて頂きました。
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(2013.09.11)
一覧に戻る平成25年9月10日、和歌山市保健所にて、
第102回和歌山市精神保健福祉業務担当者連絡会議にて、認知症について話をする機会を与えていただきました。
質疑応答の中で、
非薬物療法として、回想法やリアリティ・オリエンテーションがあること。認知症ケアとして、パーソンセンタードケアがあること。介護負担の軽減に家族との関わりも重要であること。介護スタッフのストレス軽減も必要であり、認知症の増加への対応として、専門家だけでは難しい面もあり、和歌山県ではまだ少ない認知症サポーター(http://www.city.wakayama.wakayama.jp/menu_1/gyousei/kaigo/ninchisyo/supporter.html)のような一般の方の参加が増えるような協力も必要である。現状としては、介護保険優先されるが、精神科訪問看護は認知症ケアにおいて重要であり、精神科医として心強いので、精神保健福祉士(PSW)の方々に認知症についての相談があった場合、ケアマネージャー、ご本人、家族と精神科訪問看護が利用できるよう、精神科医療保健の架け橋になっていただければと話しました。