(文献)精神科臨床サービス2014年1月号 向精神薬治療での留意点
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(2014.05.20)
高齢者における向精神薬治療での留意点
慢然と使用しない
成人常用量の1/2から1/3程度から投与するのが望ましい
抗精神病薬 転倒、便秘、錐体外路症状、QTc延長。 FDA、(日本老年精神学会の報告でも)死亡率を上げる
睡眠薬 ω1受容体選択性 半減期が短い薬物から開始 ・・・マイスリー
抗うつ薬 抗コリン性の副作用から、SSRIのほうが忍容性に優れている。しかし、三環系抗うつ薬のほうがより効果が高い場合はある。
抗認知症薬 有効性は重症度に依存。副作用は用量依存。